« 第21話 アトランティスの海にもぐる | トップページ | スピ系教室のぶっちゃけ評価 »

2009年3月 8日 (日)

第22話 破壊から創造へ

【リュウのスピリチュアルヒストリー ~内面世界への旅行記~ 】※1年半以上前の出来事です。

「今のあなたは非常に怒っています」

まるい性格で通っている私に何を言い出すかのだろうか。

「全然怒ってませんよ^^」

「いえ、過去世のあなたが、大事な半分を埋めて失くしたことに、現世のあなたは激怒しています。ただ例の感情のブロックにより、顕在意識レベルではあまり自覚していないんですね」

激怒に関しては、思い当たる節がないでもない。しかし、過去世の自分に対する怒りか・・・。ひとつの物語として受け留めておこう。

「で、男の子は見ませんでしたか?女の子だけじゃなくて」

おさげの女の子しか見なかったなぁ。

「また催眠に入っていただいて、あなたの前世をたどっていきましょう」

また深く潜っていく。お花畑が見える。近くに小川が流れて、せせらぎの音が聞こえる。と、そこにどこでもドアが出現した。扉を開けて、前世に飛ぶ。「あなたの家の前に出ますよ」と萩森さんが告げる・・・。

チラッと現代風の洋館のような建物が出てきたが、何か違う感じがしたので、他のイメージが出てくるのを待つ。

「はっきりしません」と萩森さんに伝える。

「いいですよ。まず足元を見てください」

わらじのようなものを履いた足と、灰色の石だたみが見える。服は以前見たのと同じく、古代ギリシャ・ローマ風の小麦色っぽい薄手の布地のワンピースだ。そではノースリーブにちかく、下半身はひざ丈スカート風、頭に茶色のヘアバンドを付けている。

風貌は、黒みがかった金髪を肩まで垂らしており、面長の細面で端整な顔立ちだ。体格は長身・細身で、年齢は20代後半から30代前半くらいだろうか。

「名前は?」と、たずねると、「ミューラー」と返ってきた。本名なのか、名前が無いと不便なので、適当に付いた名前か。

周りを見渡すと、目前に石の階段がある。登ったところに、ばかでかい建物があった。美術館か大使館のような大きさで、とても個人宅とは思えない。当時の私は公邸にでも住んでいたのだろうか?

この建物には実は見覚えがあった。前回記していなかったことだが、おさげ髪の女の子のハイヤーセルフに会おうとしたときに、でかい建物の外周の廊下で、ショートカットの娘(息子?)をちらっと見たのだが、その時のでかい建物と同じに見えた。

建物の扉を開けると、大理石や、様々な模様がついたじゅうたんのしかれた部屋に出た。前方にらせん階段が見える。とりあえず階段を上ってみる。まるで何かのゲームみたいだ。

「部屋はいくつある?」と萩森さんに聞かれる。どうも沢山ありそう、と答える。「どこに行く?」「寝室」と答えて、寝室に入る。不法侵入もいいところだ。

ベッドに前回見た金髪の美しい女性が白いワンピース姿で座っていて、抱きついてくる。名前は「フラム」だそうで、許嫁(いいなずけ)のような存在だと感じる。

「フラムさんになってください。フラムはミューラーに何を言いたいのですか?」と、萩森さんが言ってくる。そんなこと出来るの?と思ったが、フラムに成ると意図してみると、自分でも入れ替わるのがわかるというか、何か別の存在がおりくてくる感覚があった。胸や上半身全体のエーテル体が、ふくらむような感じとでもいおうか。

メッセージは、「愛してる」「大丈夫?」「頑張って!」と伝えたいとのことだった。フラム目線でミューラーを見ると、確かにうつむき加減で落ち込んでいるように映った。

ミューラーの意識に戻ってみると、彼女の気持ちは知ってはいるが、素通りという感じで、ずーんと落ち込んでいた。

「落ち込んでいる原因となったときに行きましょう」と萩森さんが言う。その時に飛ぶと、場面は、会議室のような場所へ。机を挟んで男性がずらりと並んでおり、私がプレゼンテーションをしている姿が少し映る。

一人の鋭い眼光をしたジジィ(ミューラーはネガティブな気持ちを抱いているらしい)に焦点があたる。そのジジィははげていてい、頭の両脇(とおそらくは後頭部)にのみ白髪が生えている。白い衣をまとっており、神に仕える人、すなわち神官らしい。年は、60前後の年輩の人にみえた。

ミューラーにとってどんな存在か問うと、「天敵」だそうだ。ジジィは「キューポル」という名だそうで(絶対、テキトーな名が付いてるよな)、キューポルにとってミューラーは、アトランティスの神の敵であり、神をバカにしているのだそうだ。キューポル目線でミューラーを見ると、ミューラーはそっぽを向いて突っ立っている。

なんでもミューラーは神事に参加しなかったり、神事をバカにする言動をしてはばからないのだそうだ。ミューラーに意識を戻して理由を問うてみると、「あんなものは神官の権威を高めて、神官組織の維持拡大を図るためのものであって、神に仕える所業ではない」とのこと。彼は「キューポルを、この場から追放したい」という。

キューポルに意識を変えて、「ミューラーさんはあなたを追放したいと言ってますけど」と、告げ口(?)すると、「追放されるのはむこうだ。味方する者は誰もいない」と余裕の弁。そして、「実際、神官組織から追放された」とキューポルは続けた。

だから落ち込んでいたのか・・・。ミューラーに問うてみると、やはり組織から追放されたのが落ち込んでいる原因だそうだ。「で、どうするのか?」と問うと、「仕返しする。破壊する」とのこと。

物騒なことだが、場面が変わって、夜に。辺りに人影はない。教会のような建物が前方に見える。何をするつもりか、ミューラーに問うと、水晶の珠を破壊するとのこと。

教会風の建物に侵入し、中にあった水晶の珠を思いっきり振り上げて、地面に叩きつけて、粉々にしてしまった・・・。大事なものだと思うのだが・・・と傍観していると、地震が!激しく揺れる・・・!!

揺れがおさまって辺りを見回すと、建物の中は木造りの椅子がズラリと並んで、やはり教会のようだったが、特に被害は無い様子。

ミューラー宅に戻って扉をあけると、フラムがすがりついてきて、ひざを折って泣き崩れる。「どうしてあんなことをしたの?」と激しく問うてくる。もうばれてるというのが何とも不思議だが、既に告白済みという設定なのか、心がテレパシーのように伝わる関係なのか?

「まさか今の地震で子供が死んだのか?」と思ったが、子供が2人出てきた。金髪の3~6歳のかわいい女の子っぽい子達だった。どうやら無事のようだ。

フラムに「なぜ泣いているのか?」問うと、「理解してくれなかった」と返ってきた。フラムは非常に信心深い女性で、水晶の珠を割ったことを悲しんでいた。

ミューラー曰く、アトランティスの宗教は人民に広く流布されていたそうで、だからとんでもないことをミューラーがしでかしたと、フラムは思っているとのことだった。

ミューラーが泣き崩れるフラムを抱きかかえて、「ごめん」と謝っていると、大地震が発生!2人が不安そうに顔を見上げたところで、「前世を離れて、安心できる、何でもわかる世界に行って、今回のことを振り返りましょう」と、萩森さんが提案してくる。

了承すると、すーっと意識が上昇して、空を突きぬけて、雲のじゅうたんに光が満ち溢れた世界で止まる。「そこはどこ?」と萩森さんが問うてくるので、「光の世界」と答える。

ミューラーが神官のような白い衣を着て、あぐらをくんで、雲のじゅうたんの上に座っている。「この後、何が起こったのか?」と尋ねると、「全滅」とミューラーは答えた。

「この生で何を学んだのか?」

ミューラーが答える。「調和」「白と黒のバランスを、自分は崩してしまったのが失敗だ」

「誰に会いたい?」とミューラーに問うと、キューポルのジジィが出現した。なぜか、ミューラーの前で、平伏している。なぜ平伏しているのか問うと、光の世界に連れてきたので、恐縮しているのだろうと、ミューラーが代わりに答えた。

キューポルは平伏しっぱなしだったので、代わりに、私に話があるというミューラーの娘を呼んだ。娘は出現すると、ミューラーのひざの上に上がり込んで、ニコニコ笑っている。どうやらアトランティスの自縛霊化している子とは違う、もう一人の子らしい。「気にしないで」とミューラーに伝えたいとのことだった。

「娘に言いたいことは?」とミューラーに問うと、「ただただ申し訳ない」とのことだった。彼の娘に「お父さんに言いたいことは?」と問うと、「私は元気だから気にしないで」と返ってきた。

今度はミューラーが娘に平伏する。彼の娘の思いを伝えると、「助ける気はあったが、自分の力不足だった」と悔やんでいた。

次に現世の私を呼びだそう、と萩森さんが言ってくる。え?と思いつつ、呼ぶと、果たして私が光の世界に出現した。ミューラーと抱き合う。

ふと思いついて、レイドウレイキのオリジナルシンボル「幸力」を使って、レイキハグをする。レイキが霊体にも効果をおよぼすことがわかってきた。「今のリュウさんが抱えている思いは、ミューラーのものなので、すべてミューラーに返しましょう」と萩森さんが言う。

そして2人は光に包まれて・・・。光により大いに癒された。胸に壁と詰まりを感じていたが、徐々に小さくなっていき、溶けて無くなった。ミューラーから私に、「あるがままに」とメッセージがあった。

催眠を終了し、意識を覚醒させる。気がつくと3時間経っていた。催眠療法をやると、いつも時間が1時間以上延長しているが、延長料金は発生しないらしく、3時間でも15、000円だそうだ。どうも萩森さんは商売っ気が無いらしい。

何度か萩森さんの前世療法・チャネリングを受けるなかで、気がついてみると大きな変化があった。私は、もし私を含む全人類を抹殺できるボタンが眼前にあれば、「押す」と、思春期の頃から思っていたが、その気持ちがいつの間にか消えていた。

この世に何の価値も無いと思っていたはずが、この世に価値を見出していくつもりになっていた。

破壊から創造へ。それが私にとっての、この心理セラピーの効果だった。

|

リュウのスピリチュアルヒストリー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)