東国原知事が自民の総裁候補になる?
奇策だが、これからの行動如何では、自民党にとって起死回生の策になるだろう。
火中の栗を拾う意思を示した知事に感謝した方がいいと思うけどねぇ。私が自民党議員なら、東国原総裁を実現する会をつくるべく、早速奔走していたと思うが、大半が怒り心頭の声って感じだなぁ。
”野党”自民党の総裁として、これほど適任な人材は居ないと思うんだが、どうも永田町の論理というのがよくわからない。
特にわからないのは、小渕優子さんの自民党議員内人気の高さ。現在は選挙区に候補者1人だけ映っているポスターは貼れなくて、誰かと二人で映っているポスターを貼る必要があるわけだが、その誰かには通常、総裁・党首・代表といった党のトップが選ばれる。
ところが自民党の場合、麻生総裁の人気は少なく、立候補予定者293人中41人しか総裁とのツーショットを選択してないそうだ。で、2位が首相にふさわしい政治家ランキングで現在トップに立つ舛添大臣、3位が石原伸晃さん 4位が小渕優子大臣、5位以下はドングリ。
舛添大臣や石原さんを選ぶのはまぁ理解できる。2人とも知名度は抜群で、最近では首相にふさわしい政治家ランキングの上位常連だ。しかし小渕大臣はよくわからない。
彼女は首相の娘として、他の世襲議員とは一線を画したスーパー世襲議員であり、自民党の中では未来のお神輿候補として、当選当初から期待されているというのは知っている。だからこそ至上最年少大臣にも選ばれたわけだ。
しかし国民的人気があるのかというと、地元選挙区以外では特段人気があるわけでもなく、政治家としての実力を高く評価されているわけでも無い。それにも関わらず、「国民受けがいい」という印象を自民党内のかなりの数の議員さん達は思っているようだ。
この辺は、国民感覚とのズレ、なのかもしれない。小渕首相に世話になった議員やマスコミ、官僚などの政治関係者は数多いだろうから、娘さんを特別視する人も必然的に多いのだろう。それは我々の人間関係のなかでもよくある話なので、当然の反応ともいえる。
が、それは永田町の政治村の住人にだけ通じる話であって、村の外に居る大半の人達からしてみれば、当然理解不能だ。小渕優子さんのことは特にキライではないし、好感のもてる人のような気もするが、(近い)将来の総裁候補と期待してしまうような、実績なり片鱗なりはまだ見せておられないようにも思う。
要するに小渕優子さんというのは人気政治家ではなく、旧態依然とした派閥の超エリートみたいな存在だと思っている。人気の出るスター政治家タイプでは無い。
しかし、選挙という政治家にとってもっとも重要なイベントで2ショットポスターが多数貼りだされ、選挙応援にも多数声がかかっているとなると、これは「選挙の面倒をみてあげている」ということになる。そうすると、必然的に、マスコットキャラから、小さな派閥の親分クラスになる日もそう遠くないだろう。
私は下記の記事を今日読んで、どうやら、彼女自身、総理・総裁の座を強く意識しているのではないかと思ってしまった。
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<毎日新聞のオンラインの記事より>
小渕優子少子化担当相は26日の記者会見で、東国原英夫宮崎県知事が次期衆院選に出馬する条件に自民党総裁候補とすることを求めたことについて「総理・総裁を目指すということは本当に大変なことだし、命をかけてその役割を果たしていくことだ。あまり軽々しく口にできることではない」と不快感を示した。
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いずれせよ、野党に転落するであろう自民党は、なんとかして東国原知事を総裁に祭り上げる必要があると思うが、ただタイミングが少し速かった気もする。
絶対ありえないだろうが、与党でいるうちに東国原知事を総裁レースに出馬させてしまうと、当選するしないに関わらず、彼の人気は相当に傷ついてしまうだろう。特にまかり間違って当選してしまっては麻生氏のようにズダボロになりかねない。
自民党の立場でモノを考えると、野党に転落してから、「解党的出直しの象徴」として東国原知事をかつぐのが、タイミングとしてはベストだ。そのための下地づくりになるのならば、東国原知事と古賀委員長の総選挙出馬をめぐる一連のやりとりも、大きな意味合いを持つものになるだろう。
我ながら一体誰に向かって言っているのかよくわからないな(笑) いや単なる独り言か。
民主党の立場でモノを考えると、難しいのは政権を取ってからだ。週刊文春をぱらぱらめくると、民主党議員のスキャンダルがいろいろ書かれている。無論こんなものはデマも多いが、そろそろ検察だけでなく、マスメディアも、潜在的な与党である民主党に攻撃の矢を向けてくるはずだ。無論、政権を取ってからは、その矢がさらに加速的に増える。
しかも単独政権ではなく、国民新党という民族主義色の強い極右政党と、社民党という極左政党との連立政権だ。どちらも統制の比較的ゆるいミニ政党の気楽さで、かつての自由党=小沢党のように、外でも内でも好き勝手吠えるだろう。どうやって意見の調整をするのか、想像もつかない。
自民党が適切な手を打ってくれば、2年で政権を奪還されてしまうだろう。そしてその適切な手を、少なくとも古賀委員長は知っていると思う。もっとも知っている人が居るからといって、実行されるとは限らない。今のままでは自壊して、ちりぢりばらばらにになってしまうように見える。
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